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2008年10月14日 (火)

ロス疑惑、三浦氏自由意志の遂行

弘中弁護士三浦容疑者三浦和義氏がロス市警の拘留施設内で自殺したと
テレビ報道や新聞、その他で騒がれています。

どの報道を見ても、三浦さんは自殺の兆候など
全く見受けられなかったと報道されていますが、
三浦さんの心理状態を考えれば、
自殺こそが彼に残された最後の自由意志の遂行だったと思わざるを得ません。

僕は27年前のロス疑惑について研究した事はありませんが、
たまたま、彼の日本に於ける弁護士・弘中惇一郎さんが僕の顧問弁護士でもあり、
以前、弘中さんの事務所移転パーティーのおり、三浦和義氏の挨拶を聞いた事がありました。

別に親近感がある訳ではありませんが、今回、サイパンで逮捕された時は驚きました。

法律では一事不再理という事で、
一つの事件をもう一度裁くという事は有り得ない事になっているそうです。
それが米司法当局からサイパンに於いて逮捕された訳ですからビックリです。

ロス疑惑の裁判では、日本に於いて十数年間にも亘り裁判が行なわれ、
三浦氏は何年間も牢獄に繋がれ、それに耐えながら弘中弁護士の下、気力を振り絞って
やっと勝ち取った無罪です。

そして裁判が終わり、戦いの為の鎧兜をすっかり脱ぎ去ってしまった後の逮捕ですから、
アメリカ司法当局の行動は全く想定外の出来事だったに違いありません。

そして今度は殺人罪ではなく、日本の法律には無い共謀罪とやらの容疑ですから、
アメリカ司法当局も日本での裁判とは全く違った角度から攻めて来る筈です。

しかも有罪になれば終身刑か25年間もの禁固刑になるとの予想ですから、
三浦氏にしてみればまさしく八方塞がりのような錯覚に陥っても無理はありません。

一旦、結審した事件で、今度は日本には無い別件容疑で逮捕され、
これから何年かかるか解らない取り調べや、裁判を受けなければならない、
それ自体、三浦氏にしてみれば『万死に値する』無念な結末だったのではないでしょうか

どんなに精神的に強い人間であれ、安心して一旦脱ぎ去ってしまった鎧兜をもう一度付け直し、
戦いの為の気力を振り絞り、これから先、何年かかるのか解らない、
取り調べや裁判を異国の地で受けなければならないなどという事は、
とても精神的に不可能だと思う訳です。

誰だって、今回の状況であれば八方塞がりと感じますし、
今更また、取り調べや裁判などをやり直すのは耐え難い苦痛と思う事でしょう。

それだったら、もう心底、精神的にも肉体的にも疲れたという事と、
一事不再理の原則が通らなかった抗議の意味を込めて、
一思いにケリを付け楽になりたいと考えるのが普通の神経ではないでしょうか

マスコミ報道では気丈にしていたようですが、
本人にしてみれば相当追い詰められていたのではないかと察しられます。

今回の米司法当局に於ける逮捕の良し悪しは別にして、今回の三浦氏状況下に置かれれば、
誰であれ、気力喪失状態になってしまうのではないかと思います。

ですから僕は、今回、三浦氏の取った行動が、残念な事とは思いますが、
よく理解出来る気が致します。

何はともあれ、ロス疑惑の真実は永遠に解らなくなりましたが、
何人もの方が不幸な最期を遂げられた事件です。
どなたに対しましても心からのご冥福をお祈り致すものであります。S.fuk

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